コラム

みん願寺を運営する会社

スマホのお寺、みん願寺さんのことを書いてみようと思います。

色々な問題があり、お墓を建てられず、手元に骨壺を持ったままのお家が日本の人口の1割もいると言われているみたいです。(私調べ)
私のように実家が四国、住まいは大阪。年を取ると四国に通えなくなる。
どうしようか、と、場所の問題でお墓をなかなか建てられない方も多いのではないでしょうか。
経済的理由や離婚をしていたり、と様々。

スマホのお寺、みん願寺では、アプリに提携しているお寺に納骨が出来、法要も一カ月、オンラインで受け放題という仕組みです。
提携してるお寺さんは宗派関係なく、気に入ったお寺を選べます。

納骨は、和紙を張った白い箱にお骨を入れ、大事に永代供養してくれます。
アプリでお墓参りが出来るので便利。

「スマホのお寺、ええやん!土地問題クリアやわ」 と思っても、すぐには切り替わらない昭和の脳の私。
そうは言っても、スマホで法要?お墓を持たなくていい?だなんて、なんだか、ご先祖さんを大事にしていないようで、ばちが当たりそう・・・・。
と内心、不安の思っていたんです。
みん願寺の三法法師さんと社長さんにお会いできる機会がありました。
みん願寺のサービスを思いついたのは、
「お墓を建てられず、心にモヤモヤしている人のモヤモヤを取ってあげることが出来たら、・・・」
「10万円の小さなお葬式を上げているお家に100万円もするお墓を建てられるのだろうか。もっと安く、心の安心を手に入れてもらうにはどういったカタチがいいか」
という事から始まったそうです。

スウェーデンにある「死者はみな平等」という考えもと、お墓を作らず、匿名で埋葬する共同墓地、ミンネスルンド(追憶の社)をヒントに、無宗教で死者は平等という考えで、新しいお墓の形の提案したいとのことでした。

壮大な会社かと思いきや、始まりは、何もないベンチャー企業。
三法法師さんと社長さんは、平均70才という、じいさん?と言っていいのか、いや、じいさんとは言い難い、とても元気なじいさん。笑。
「じじⅠTベンチャー企業」からはじまり、今ではお二人の情熱にどんどん巻き込まれていった人たちで会社は動いています。
こんな人たちで作られたアプリは、アプリだけど心が通った温かみのあるアプリなんだなーと、微笑ましい気持ちになりました。

続く